2021年3月16日
熊本県人吉下球磨消防組合消防本部様へAU420N納品
令和2年7月豪雨を教訓に令和2年7月3日から7月31日にかけて、熊本県を中心に発生した線状降水帯による集中豪雨。この豪雨では、線状降水帯の発生によって記録的な大雨となり、熊本県を中心に九州から中部地方まで広範囲で甚大な被害が出ました。特に熊本県の球磨川流域では氾濫や堤防決壊が相次ぎ、
●八代市、芦北町、球磨村、人吉市、相良村の計13箇所で氾濫・決壊
●浸水面積は約1,060ヘクタール
●多くの住宅被害や土砂災害も発生
といった深刻な被害が生じました。
また、この災害は国により「特定非常災害」「特定非常事態」などにも指定されました。
国土地理院の浸水推定図によると、球磨村渡地区で浸水の深さが最大9メートルに達したとみられる。人吉下球磨消防本部も1階部分が浸水してしまい、使えなくなった車両が何台もあるとのこと。
2019年に球磨川でデモを行ったことがきっかけで今回、ウレタン注入救助ボートAU420N(JET船外機付)を導入することが決まりました。

穴が開いても沈まないボートに車輪を付けて専用車両に搭載。
さまざまな水害現場でレスキュー対応が可能です。
