ライフボード


硬質ウレタン注入だから
穴が開いても沈まない
ハマウレマリンの製品の多くは、空気室に「硬質ウレタン」を注入しています。水をほとんど吸わない硬質ウレタンは、衝突・穴開きによるパンクや、接着面からの空気漏れも起きないため、災害時などの厳しい環境下でも、乗員の安全と安心を高めます。
U字形デザインが人命救助の性能を変えた
水難救助用担架ライフボード
ライフボードは、身長180cmの被救助者を想定して設計されており、被救助者の体を水面上に完全に引き上げることができるほか、レスキュアーも濡れることなくドライな状態でボードに乗ることが可能です。
ビーチに到着後は、そのまま担架として使用でき、また、ウレタンが注入された硬いボトムにより、CPR(心臓マッサージなどの救命処置)を行うためのベッドとしても活用できます。
ライフボードによる救助では、落水者を船に持ち上げるのではなく、浮力を利用して後部から引き込む方式を採用しており、容易かつ迅速に水難者を救助することができます。これにより、救助者の負担を大きく軽減します。
また、着岸後は担架としてそのまま運搬することができます。ライフボード本体には硬質ウレタンが注入されているため、表皮が破れても空気漏れの心配がなく、沈むことはありません。
ライフボードには、高速救難活動用のVボトムタイプと、ビーチパトロールに適したフラットボトムタイプの2種類をご用意しています。

ハマウレマリンが選ばれる3つのポイント
インフレータブルボート(一般的にゴムボートとも呼ばれているもの)の空気室に硬質ウレタンを注入することで、万が一穴が開いたり表面が破損した場合でも沈むことなく、衝撃にも強く安定した走行が可能となります。この特性は、災害時の緊急出動や水害・水難現場でのレスキューボートとしての運用に非常に適しており、救助や救命活動において高い信頼性を発揮します。硬質ウレタンは通常のウレタンと異なり、吸水性が極めて低く、耐衝撃性にも優れているため、ガレキが浮遊する場所や岩場、浅瀬といった過酷な環境下でも安定した走行を実現します。これにより、防災対策としての備えや緊急対応力の強化にもつながります。
ハマウレマリン製品の製造は浜口ウレタン株式会社が行っています。浜口ウレタン株式会社は静岡県浜松市にあるウレタン製造の専門会社で、製品の企画開発から製造まで自社内で一貫生産(ワンストップ)を行っています。長年培ってきたウレタンの生産ノウハウを生かし、製品にベストなウレタンを製造しています。
浜口ウレタンのウレタン注入救助ボートは、災害時の緊急対応や水難・水害対策における高い有効性が評価され、北は北海道から南は沖縄まで、全国の消防局・消防本部・消防組合をはじめ、自治体など官公庁への納入・配備実績が多数あります。これらのレスキューボートは、救助・救命活動において重要な役割を果たしており、防災資機材としても高く評価されています。また、伊勢志摩で行われた第42回主要国首脳会議(G7サミット)では海洋警備や災害対策の一環として採用された実績もあり、その信頼性と性能の確かさが実証されています。
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